私が目指す東京の未来

私が目指す東京は、夢と希望と可能性に満ち溢れ、誰もが安全・安心に住み続けられる街です。言うまでもなく日本の首都である東京が発展し続ける街でなければ、日本の発展はありません。つまり、今、我が国が抱えるコロナ対策を含む多くの課題は、東京の問題でもあり、また、誰もが夢と希望を持つことができる街、安心安全に住み続けられる街であることが、これからの東京に必要なことであると考えます。

「子育て世代が住んでよかったと思える街づくり」
「高齢者・障害者が住みやすい街づくり」
「中小零細企業・ベンチャー企業が安心して経営できる環境づくり」

来年行われるオリンピック・パラリンピック後を見据えた

「スポーツ・文化活動が活発になる体制づくり」
「生きぬく力を身に付けさせる教育の充実」

いつ起こるかわからない大災害に備えて

「安心安全に住み続けられる防災対策の強化」
「水辺の利活用推進を含む東京観光の振興」

等、挙げればきりがないですが、どの課題も、世界一の都市を目指すには欠かすことができません。

今後の少子高齢化の進展は、近代都市が経験したことのない大きな問題です。世界の中でその先頭を行く東京が、これらの様々な課題を克服していくためには、都民の声にしっかりと耳を傾け、諸問題解決のための政治の強いリーダーシップが必要です。夢や希望を持つのは個々人ですが、その夢や希望を叶える環境を整えることができるのは政治です。

よりよい地域社会、よりよい東京都、よりよい日本をつくっていくために、一人一人が何ができるかを考え、率先して行動することができる社会を作っていくことが、世界一の都市、世界に範たる近代都市として、私が目指す明るい東京の未来です。

地方自治が果たす役割

近代国家が中央集権国家から地方分権国家へ変遷を遂げた大きな理由は、いかに地域住民に身近な行政であるか、ということに尽きると思います。その地域で生活している住民が安全で安心に暮らし続け、その地域に住み続けたいと思える街づくりをしていくことが地方自治体に求められています。

地域には様々なその地域特有の課題がありますし、地域の人間関係や地理や歴史、等、きめ細かくその地域を知らなければ解決できない問題が多々あります。そのような地域事情をしっかりと把握し、よりよい地域社会を作っていくためには、地方自治は今後ますます重要と考え、可能な限り、地方自治体に権限を与え地方分権を進め、特色ある地域社会を形成し、地域の活力向上に繋げていくことにより、日本全体の底力が発揮されると考えます。

日本の地方自治体は二元代表制ですので、首長と議会がそれぞれ住民の代表として、議会で議論を交わし、協調と対立により緊張感を持った地方自治体行政を進めていく必要があります。ちらか片方だけが住民の代表ではなく、どちらも住民の代表であるという意識のもと、議会で議論が交わすことにより、よりよい地域社会の形成に繋がります。知事の一方的な判断により大きな混乱が起き、秩序が乱れてしまうようなことは地方自治においてあってはならないことであると考えます。一刻も早く、都政を正常化し、しっかりと議論を交わせる環境を整えることが必要です。それこそが、真に都民に寄り添う自治体としての役割であると思います。